柳井市議会 > 2021-06-30 >
06月30日-05号

  • "行政代執行"(/)
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  1. 柳井市議会 2021-06-30
    06月30日-05号


    取得元: 柳井市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 3年 第2回定例会( 6月)─────────────────────────────────────────────令和3年 第 2 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)                                  令和3年6月30日(水曜日)─────────────────────────────────────────────議事日程                              令和3年6月30日 午前10時00分開議    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決      厚生常任委員会委員長      (1)議案第30号 柳井市税条例の一部改正について      (2)議案第31号 柳井市手数料条例の一部改正について      (3)議案第33号 (分割付託)令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)      (4)議案第34号 令和3年度柳井市一般会計補正予算(第3号)      (5)付託調査等の報告について      建設経済常任委員会委員長      (1)議案第33号 (分割付託)令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)      (2)付託調査等の報告について      総務文教常任委員会委員長      (1)議案第29号 柳井市個人情報保護条例及び柳井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について      (2)議案第32号 辺地に係る総合整備計画の変更について      (3)議案第33号 (分割付託)令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)      (4)付託調査等の報告について      柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会委員長      (1)議案第33号 (分割付託)令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)      (2)付託調査等の報告について      議会運営委員会委員長      (1)付託調査等の報告について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 久冨  海          2番 平岡実千男3番 田中 晴美          4番 岩田 優美5番 秋良 克温          6番 三島 好雄7番 坂ノ井 徳          8番 川﨑 孝昭9番 早原 秀文          10番 賀原 基和11番 藤沢 宏司          12番 篠脇 丈毅13番 山本 達也          14番 平井 保彦15番 岸井 靜治          16番 中川 隆志17番 石丸 東海          18番 君国 泰照──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長   宮本 忠明          次長 井原 郁江補佐   西本 佳孝                  ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長            井原健太郎      副市長           鍵山 有志教育長           西元 良治      総合政策部長        宮本 太郎総務部長          河原 憲治      建設部長          重村 仁志上下水道部長        川井 隆志      経済部長          徳武 伸幸市民部長          米川 辰夫      健康福祉部長        日浦 隆雄教育部長          三浦 正明      会計管理者         宗廣 宜之総務課長          関本 一博      危機管理課長        國田 雅之財政課長          丸川 貴司                         ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎事務局長(宮本忠明) 御起立願います。互礼。御着席願います。 ○議長(山本達也)  これより、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(山本達也)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、平井議員、岸井議員の両名を指名いたします。 ここで、岸井議員から、6月15日の一般質問の発言内容を一部訂正したいとの申出がありましたので、これを許可いたします。岸井議員。 ◎議員(岸井靜治) 6月15日の一般質問の柳商跡地への図書館建設に関する発言について、検討期間が短いということで、「学園都市構想の断念を市議会全員協議会で発表したのが、平成29年5月30日、その翌々日の6月1日に県教育庁に図書館建設の説明に行っている」と発言した中で、「その翌々日の6月1日」の部分は、事実誤認でありましたので、その部分を「その約2か月後の8月9日」に訂正することをお願いいたします。 ○議長(山本達也)  ただいまの申出は、会議規則第60条に基づき、議長において、これを許可いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.委員長報告討論採決 ○議長(山本達也)  日程第2、これより、各委員会に付託いたしました案件等を、一括議題といたします。 まず、厚生常任委員会に付託いたしました議案4件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、川﨑議員。〔厚生常任委員長 川﨑孝昭登壇〕 ◎厚生常任委員長(川﨑孝昭) 皆さん、おはようございます。それでは厚生常任委員会の報告をさせていただきます。 厚生常任委員会は、会期中の6月22日、及び閉会中の4月27日に開催し、付託されました議案4件、そして付託調査事項等について、審査、協議を行いましたので、その概要を御報告申し上げます。 初めに、議案第30号、柳井市税条例の一部改正についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、非課税限度額、扶養申告における国外居住扶養親族の見直しを、令和6年1月1日施行とした理由という質疑に、所得税については令和6年1月1日施行、すなわち令和6年度の申告からということで、既に改正が行われている。それに併せて市民税についても令和6年1月1日施行となったとの答弁がありました。 また、令和6年施行の改正は、なぜ今行うのかという質疑に、システムの改修や、行政だけではなく、事業所等においても従業員の扶養に関する管理業務等についても影響があることから、早めに改正をし、施行日までの運用準備など対応できるように考慮しているのではないかと想定しているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第30号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第31号、柳井市手数料条例の一部改正についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑はなく、議案第31号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました議案第33号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)についてであります。6月補正予算書を御覧ください。 執行部からの補足説明の後、委員から15ページの1目、戸籍住民基本台帳費、18節の個人番号カード交付事業交付金について、この金額の根拠は、マイナンバーカードを何件発行することを想定したものかという質疑に、柳井市での発行予定件数で金額が決まるのではなく、全国の住民割で負担金がそれぞれ示されている旨の答弁がありました。 17ページの7目、子育て世帯生活支援特別給付金事業費について、令和3年度住民税課税者以外の子育て世帯は、全て支援されると理解していいかという質疑に、この4月には、ひとり親世帯等の対応をし、この度の補正では、それ以外の令和3年度、住民税均等割の非課税者を対象とする制度である。それに加え、令和3年度、課税世帯であっても、直近の収入が非課税世帯と同じ水準になっている方についても、家計急変者ということで、給付の対象となる。御指摘の内容よりも少し踏み込んだ支給の対象枠となっているとの答弁がありました。 また、別の委員からは、広報等を使って周知はされると思うが、見逃しのないような形で周知しないと不公平感がある。どのような努力をされるのかという質疑に、広報、ホームページでの周知はもとより、児童手当等の申請手続や各種相談窓口においても周知する。また、地域の方々を通じての周知が行えるよう、民生委員児童委員協議会などの会合においても、制度説明等を行うとの答弁がありました。 18ページ、3目の母子保健費、17節の保健事業備品購入費について、オンライン相談で使用するタブレット2台分の購入費と言われたが、このタブレットでのオンライン相談をすることによって、業務はどのくらい軽減されるのかという質疑に、直接の軽減化にはつながらないと思われる。今のコロナ禍において、対面での相談に不安を抱えている方もいらっしゃることから、タブレットを利用したオンライン相談を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第33号中の本委員会所管部分については、挙手による採決を行い、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第34号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第3号)についてであります。6月の補正予算書追加を御覧ください。 執行部からの補足説明の後、委員から、5ページ、13目の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金事業、3節の時間外勤務手当等について、時間外勤務をしないと実施できない事業なのかという質疑に、コロナ禍で直接影響しているかどうか分からないが、生活保護申請が増加している状況である。その中で、予算要求どおりの申請があれば、その審査等に多少の時間外勤務は必要と思われるとの答弁がありました。 また、別の委員からは、申請すれば速やかに支給されるのかという質疑に、申請を受けて支給するまで、最短で支給できるように取り組みたいと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第34号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、本委員会に関わる付託調査事項について、報告いたします。 1点目は、市民生活に関わる社会福祉についてであります。 4月の委員会では、執行部から、新型コロナワクチンの接種状況及び今後の予定について報告がありました。 6月の委員会では、執行部から、新型コロナワクチン接種について報告がありました。 委員から、65歳以上の高齢者について、3回目の予約受付は行うのかという質疑に、高齢者の第3回ということで募集はしないが、次の順位の受付を始めるときに、65歳以上の高齢者も引き続き予約可能としている。また、今現在も、予約可能であるとの答弁がありました。 別の委員からは、次の順位の接種の枠組みはどのように考えているかという質疑に、まずは基礎疾患を有する方、60歳から64歳の方、介護・障がい・保育に関するサービス業に従事する方、障がいがある方、そして65歳以上の方、これらの方を対象に予約受付をする。そして約1週間程度空けて、夏休み期間に入ることから、学校教職員、幼稚園にお勤めの方、小中学生、高校生を対象に予約受付をし、最後にまた1週間程度空けて、それ以外の方の予約受付を考えているとの答弁がありました。 次は、2点目、環境に関する調査についてであります。 4月の委員会では、執行部から、ごみ収集の民間委託について、柳井市営と畜場についての報告がありました。 1つ目のごみ収集の民間委託について、委員から、現業職員を新規採用せずに今に至っているということは、いつかの時点で、民間委託の方向でという考え方があったのかという質疑に、平成20年3月に人事管理の観点から、技能労務職員等の給与等の見直しに向けた取組方針を出している。その中で、技能労務職の定員管理については、退職者不補充という考え方を基本とし、民間への業務委託を検討していくとしている。令和2年度から2コースを民間委託する際にも、事前に委員会で協議いただいているとの答弁がありました。 2点目の柳井市営と畜場について、委員から、施設の維持・管理に関する質疑があり、以前からの経緯を踏まえ、今後とも、と畜場組合と協議していきたいとの答弁がありました。 6月の委員会では、執行部から、8月3日予定の「親と子の海辺の教室」について、また、清掃センター羽毛布団等の回収を始めたことについて報告がありました。 委員から、フードロスと同じように衣類ロスも積極的に関わっていく必要があると思うがいかがかという質疑に、小売店での衣類回収の利用や、バザー等で衣類リサイクル、リユースすることなどについて、今後も地道に普及啓発に努めたいとの答弁がありました。 次は、3点目、税務に関する調査についてであります。 4月の委員会では、執行部から、国保税の減免についての報告がありましたが、委員から特に質疑はありませんでした。 6月の委員会では、執行部からの報告事項はありませんでしたが、委員から、固定資産税の税収についての見通しはどうかという質疑に、ここ数年は、償却資産に関しては、若干ではあるが、右肩上がりの傾向がある。償却資産を含めて、固定資産税に関しては、柳井市の主要な財源となっているとの答弁がありました。 付託調査事項の報告は、以上であります。なお、本委員会における閉会中の付託調査事項につきましては、引き続き、市民生活に関わる社会福祉について、環境に関する調査について、税務に関する調査について、以上、3点とすることに決定しましたので、その旨、申出をいたします。議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項についてであります。 4月の委員会では、執行部から、後期高齢者医療制度に関わるマイナンバーカード健康保険証利用案内通知について、柳井市再犯防止推進計画について報告がありました。 1つ目の後期高齢者医療制度に関わるマイナンバーカード健康保険証利用案内通知について、委員から、本格運用は10月以降とあるが、医療機関においてマイナンバーカード読み取り機がないと利用できないと思うが、10月から運用できる見込みがあるのかという質疑に、マイナンバーカード健康保険証利用が3月から10月に延期になったのは、マイナンバーカードとのひもづけの不備がシステム上、多発したためと思われる。医療機関でのハード整備についても、まだ導入が進んでいないという実態もあるように聞いているとの答弁がありました。 このほか委員から、国ではヤングケアラーの実態調査を行っているが、柳井市においても小学生を含め、実態を把握する必要があると思うが、どのように考えているかという質疑に、今のところ予定はしていないが、今後その必要があるかどうか検討したいとの答弁がありました。 6月の委員会では、執行部から、令和3年度敬老行事について、看護小規模多機能型居宅介護サービス事業所整備進捗状況についての報告がありました。特に委員からの質疑はありませんでした。 このほか委員から、この委員会で、プラスチックごみや食品ロスなどの問題について、いろいろ議論してきたにもかかわらず、今回の補正予算には、環境分野に関する予算が計上されていない。環境問題が全てではないが、この委員会の根幹に関わる一つの分野が、行政に反映されていないということは、委員会の存在意義も疑われることになりかねない。柳井市としても、どれくらい重点的にやろうと思っているのかという質疑に、何年にもわたって、環境分野で施策を進めるよう、いろいろな御提言を頂いている中、これといった事業を打ち出すことができず、大変申し訳ないと思っている。関係団体やボランティアの育成、市民の方への普及啓発を進めていく中で、一人一人の行動を少しでも変えていくために、どうすればいいのかということを引き続き考えながら、少しずつ取組を積み重ねていきたいとの答弁がありました。 その他委員から、排出ごみの分別方法やフードポストの設置について意見があり、また、委員会での行政視察で報告したことが施策に反映されていないので、意見を尊重してほしいとの要望がありました。 なお、4月の委員会では、机上審査終了後、柳井市営と畜場を視察いたしました。 以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山本達也)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  質疑を終結いたします。 以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。〔厚生常任委員長 川﨑孝昭降壇〕 ○議長(山本達也)  これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第30号、柳井市税条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、議案第30号は、可決されました。 次は、議案第31号、柳井市手数料条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、議案第31号は、可決されました。 次は、建設経済常任委員会に付託いたしました、議案1件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、三島議員。〔建設経済常任委員長 三島好雄登壇〕 ◎建設経済常任委員長(三島好雄) それでは、建設経済常任委員会を、会期中の6月18日、閉会中の5月10日に開催いたしましたので、その審査の経緯と結果等の概要を御報告いたします。 分割付託となりました議案第33号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)についてであります。6月補正予算書を御覧ください。 執行部から、補足説明の後、委員から、21ページ、観光費の公衆便所新築工事費について、JRがトイレを廃止する理由を尋ねる質疑に、バリアフリー化工事の関係で、柵内には新しくトイレができている。JRとしては、列車の利用者に対してトイレを提供したいということで、柵外には設置をされないという答弁がありました。 さらに、今ある既存のトイレを活用しないのかという質疑に、JRと既存のトイレを引き続き利用できないか協議をした。JRの柵外トイレについては、経費削減の中、廃止という方向である。そうした中、柳井の玄関口でもあることから、今回、予算計上をしているという答弁がありました。 また、25ページ、街路事業費の測量・設計委託料について、国道188号柳井・平生バイパスに係る費用のことだが、国の事業で、なぜ柳井市で予算が必要なのかという質疑に、バイパス部分は国の整備であるが、バイパスに取り付ける市道は、市が整備するようになるという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第33号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査事項等について、報告いたします。 1点目は、中心市街地の活性化と企業誘致についてであります。 5月の委員会では、執行部から立地適正化計画の策定に係る取組について、報告がありました。 委員から、立地適正化計画は、市のほかの計画とも関連付けて、進めなければいけないが、その部分の議論や位置づけはされているのかという質疑に、地域公共交通網形成計画など、関連計画との整合、連携を図ることとしている。立地適正化計画は、様々な行政分野における都市計画部門の行政計画であり、焦点を絞って議論をするのは、市街地や都市計画の用途区域に指定されている範囲であるという答弁がありました。 また、立地適正化計画ホームページは、非常に難しいという質疑に、ホームページには、各協議会の議事録などを載せているが、分かりにくい部分もあるかと思うので整理して、伝わりやすいよう工夫したいという答弁がありました。 また、南浜の市有地について、企業誘致の進捗状況を尋ねる質疑に、この土地は、約2.1haの大きさがある。最近は、そういう規模の土地よりも、3,000m2や5,000m2の規模の話が全般的に多くなっており、そうしたところと協議しているという答弁がありました。 6月の委員会では、執行部から、株式会社島商の企業進出について報告がありました。 委員から、柳井に本社移転されるような、大きなニュースがある際は、PRの仕方やホームページのデザインを工夫するなどして、企業誘致や移住情報などを絡ませた情報発信を検討していただきたいという要望発言がありました。 2点目は、地域資源を生かした観光の振興についてであります。 5月の委員会では、執行部からの報告事項は、特にありませんでした。 委員から、金魚ちょうちんに関して、もっと特化していく必要がある。今は行政主導型であり、制約があって自由度が限られるので、金魚ちょうちんに関する全体計画を策定する官民一体型の組織にシフトする必要があるという要望発言がありました。 6月の委員会では、執行部から金魚ちょうちんを活用したイベントについて、報告がありました。 委員から、「和のあかり百段階段やぶちうまい山口県フェア」など、これは東京でやっているイベントですが、イベントに係る予算規模は、どのくらいなのかという質疑に、イベント会場金魚ちょうちんを送る送料も相手側が負担し、金魚ちょうちんもイベントが終わったら返却してもらうため、直接的なイベント経費は発生していないという答弁がありました。 3点目は、水道事業についてであります。 5月及び6月の委員会では、執行部から報告事項は、特になく、委員からも質疑がありませんでした。 なお、本委員会に係る閉会中の付託調査事項は、1番目、中心市街地の活性化と企業誘致について、2番目、地域資源を生かした観光の振興について、3番目、水道事業について、以上3点とすることに決定をいたしましたので、その旨、申出をいたします。議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いをいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項について報告いたします。 5月の委員会では、執行部から、空家等対策計画に関する令和2年度の実績について報告がありました。 委員から、行政代執行による、空き家の撤去費用はどうなるのかという質疑に、行政代執行では、所有者が判明しているので、空き家の除却に要した費用を所有者に請求するという答弁がありました。 また、危険な空き家の除却に対する補助制度は、危険な建物だけになるのかという質疑に、危険空き家の判定を実施しており、その中で、危険判定が一定基準を満たした危険空き家で、周辺に悪影響があるものが補助対象である。周辺に影響がない場合は、補助対象外となるという答弁がありました。 また、空き家の適切管理のパンフレットでは、各危険判定で、パンフレットの内容が違うのかという質疑に、AからC判定では、まだ活用できる状態のものなので、そうした内容のものを送付している。D・E判定では、このまま放置すると危険で周辺に悪影響を及ぼす建物となるので、文面も多少強めにしているという答弁がありました。 そのほか、執行部から、国道188号線柳井・平生バイパスについて、山陽本線開業120周年事業について、令和2年度のふれあいどころ437の運営状況について、サル用大型捕獲わなの状況について、報告がありました。 6月の委員会では、執行部から、都市計画道路の見直しについて、柳井市汚水処理施設整備構想の見直しについて報告がありました。 委員から、都市計画道路の見直しの対象エリアを尋ねる質疑に、都市計画の用途区域内の道路であるという答弁がありました。 また、汚水処理施設整備構想の見直しについては、日積、伊陸地区は対象地域なのかという質疑に、日積、伊陸地区については、公共下水道事業計画区域外であり、合併処理浄化槽の整備となるという答弁がありました。 また、金魚ちょうちん祭りについて、今年度は、どのように考えているのかという質疑に、6月25日に祭りの協議会総会があり、そこで最終的な行事の内容が決定される。新型コロナ対策の中で、食事のブースは難しいと考えるが、金魚ちょうちんの装飾などについては、可能ではないかと思うという答弁がありました。 また、金魚ちょうちん祭りは、新型コロナの状況もあり、2年前と同じようにできないかもしれないが、きちんと感染対策をし、いろいろな新しい企画を考えて、町をにぎやかにする、元気づけられるよう、是非とも実施していただきたいという要望発言がありました。 そのほか、執行部から、地域おこし協力隊員の募集について、水産資源管理に係る注意喚起について、報告がありました。 ここで、質疑応答の内容の全てにわたり、御報告することはできませんが、委員のほうから、市営住宅の視察をしたいという要望が出ました。検討の結果、コロナ禍の中でもあり、委員がぞろぞろ歩いて、市営住宅の周りを行くのもおかしいという結果になりましたけれども、担当の住宅担当課長が市内全ての市営住宅の位置とか間取り、外観の写真3枚を撮った市営住宅の一覧決定版を作っていただきました。これは各委員さん、大変喜ばれたところであることを報告を付け加えておきます。 そのほか、活発な質疑応答がなされたところであります。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(山本達也)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  質疑を終結いたします。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。〔建設経済常任委員長 三島好雄降壇〕
    ○議長(山本達也)  次は、総務文教常任委員会に付託いたしました、議案3件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、岩田議員。〔総務文教常任委員長 岩田優美登壇〕 ◎総務文教常任委員長(岩田優美) それでは、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。 総務文教常任委員会は、会期中の6月21日及び閉会中の4月28日に開催し、議案3件及び付託調査事項等についての審査を行いましたので、概要並びに結果等について、御報告を申し上げます。 初めに、議案第29号、柳井市個人情報保護条例及び柳井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでございます。 執行部からの補足説明の後、委員からの質疑はなく、議案第29号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第32号、辺地に係る総合整備計画の変更についてでございます。 執行部からの補足説明の後、委員から、辺地債の充当率は100%という制度になっていると思うが、事業費に対して辺地対策事業債の予定額が10万円程度少なくなっている理由は何かとの質疑に、辺地対策事業債に限らず、一般的な起債を起こす際に10万円単位が原則とされていることから、端数の関係で事業費に対する起債の額が下回る場合もあるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第32号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、分割付託となりました議案第33号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)についてございます。6月補正予算書及び予算(案)の概要を御参照いただきたいと思います。 執行部からの補足説明の後、質疑を行いましたので、その主なものを御報告させていただきます。 28ページの図書館費、国木田独歩生誕150年記念行事補助金について、コロナ禍の中でやない独歩クラブ記念講演をどのように開催するのか、ほかにPRの仕方は考えられなかったのか、平時から独歩旧宅等への案内や誘導を工夫できないのかとの質疑に、まず、開催方法について、感染が拡大した場合にはウェブ開催も検討していたが、現在は感染状況も落ち着いているため感染予防対策を十分に取った上でサンビームやないで開催したいと考えている。 次に、独歩のPR方法について、独歩直筆の日記は、しらかべ学遊館に所蔵しており、書簡については3月に寄贈を受けたものである。生誕150周年に合わせてPRをしていこうということで、記念事業を行っていくものである。また、平時の独歩旧宅等への案内表示等については、これからもPRを続け、整備も検討したいとの答弁がありました。 28ページの図書館費、使用料及び賃借料のデジタルアーカイブ利用料について、22万円計上されているが、この利用料は毎年発生するのかとの質疑に、利用料は毎年発生し、20GBまでを上限とした1か月の利用料は5万円であるとの答弁がありました。 29ページの給食センター運営費、修繕料について、3月の定期検査で修繕箇所が分かったとの説明があったが、これだけの修繕箇所があるのであれば、当初予算で計上しておくべきで、年次的に改修していくことが当たり前だと思うが、備品管理をどのように考えているのか、今後も壊れたときに直していくという体制なのかとの質疑に、基本的に給食センターの備品は日々使用するものなので、壊れたら早急に修繕する必要があるが、徐々に修繕が難しくなる機械もあるため、優先順位をつけて実施計画等に上げて計画的な更新を行い、給食の提供に支障がないように対応したいと考えているとの答弁がありました。 30ページの体育施設費、調査業務委託料について、体育館を耐震補強等により指定避難所にすることが主な目的だと思うが、予算概要の15ページでは、大規模改修を行うとの記載がある。大規模改修について、利用団体に対する説明はあったと言うが、より利用度が高まるような協議は全くないのかとの質疑に、まずは避難所としての機能を果たすことが第一であるが、利用団体の要望については調査業務の中で対応することを考えているとの答弁がありました。 委員から、調査が主になるのではなく、利用者のための調査をしてもらいたいとの要望発言がありました。 30ページのウェルネスパーク管理費、施設改修工事費について、16基の遊具のうち7基の遊具の改修ということだが、残りの遊具はどうするのかとの質疑に、優先順位をつけて、まずは7基の改修を行い、その後は財源等を見据えながら改修を行う予定としているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第33号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、付託調査事項についてでございます。 1点目の行財政改革について、4月の委員会では、執行部から、AI─OCRの導入予定について報告があり、委員から、毎月の使用料はどのくらいかかるのかとの質疑に、手書きの文字や数字をデータ化するためには、一旦パソコンに取り込んだ上でクラウドにアップロードする必要があり、このクラウドサービスの使用料が、月額16万5,000円になるとの答弁がありました。 別の委員から、書かれている内容と読み取られたデータが違う場合には、手処理で変更するのかとの質疑に、手書き文字のため間違ってデータ変換されることもあるので、もう一度確認作業を行うことになるが、1枚1枚職員がキーボードを打って写していくよりも効率性が高く、AIは自動学習機能があるため、使用するほど高い精度で読み込むようになり、作業時間の短縮によって事務の効率化を図ることができるとの答弁がありました。 そのほかに、別の委員から、市職員の提案制度について、市職員からどのような提案があったのかとの質疑に、柳井市職員提案規程に基づいて、毎年度職員からの提案を受け、審査した後に採択されたものを公表させていただいているが、令和2年度においては合計3件の採択、あるいは一部採択されたものをホームページで公表させていただいているとの答弁がありました。 6月の委員会では、執行部から、市税、使用料等の納付方法等について報告があり、委員から、LINE Payについて、いろいろな情報が外国に漏れていたということがマスコミを通じて流れていたが、個人情報のセキュリティは大丈夫なのかとの質疑に、LINE Payの個人情報の問題については、本年4月30日に総務省より今後のLINEサービス等の利用の際のガイドラインが発出されており、収納代行業者と行政の間では公金出納事務に必要な範囲で住民の個人情報が共有されているが、収納代行業者とLINE Pay社の間では支払結果のみが送られるだけで、行政が保有する個人情報をLINE Pay社に提供する仕組みにはなっていないことから、公金決済手段としてLINE Payを利用することは許容されると示されているため、問題はないと考えているとの答弁がありました。 次に、2点目の学校教育等問題については、4月の委員会において、執行部から、柳井市教育大綱・柳井市教育振興基本計画について説明があり、委員から、児童・生徒の自己肯定感について、傾向として小学校6年生の段階では、県や全国平均と比べてかなり高いが、中学校3年生になった段階でかなりの低下が見られる。この背景について把握していることがあるのかとの質疑に、自己肯定感がかなり下がっていることについて詳しく調査はしていないが、小学校6年生と中学校3年生では発達の段階で差があり、また、中学3年生になると受験や部活動、友達関係など考える範囲も広がってくるため、そういったことに悩むことも自己肯定感の低下に関係していると感じているとの答弁がありました。 また、委員から、いじめの認知件数が上がっているのは、背景として家庭にいろいろな問題を抱えているケースが少なからずあると考えられる。そこへアプローチや取組をどのように進めていくのかとの質疑に、家庭の問題に起因するものは、かなり含まれていると認識している。学校だけで解決するものではないと考えており、例えば関係機関との連携の中では、スクールソーシャルワーカーと連携してケース会議を開いたり、児童相談所や市の社会福祉課の方々とケース会議等を開きながら、どのようにアプローチしていくのか、それぞれのケースごとに学校としては対応しているとの答弁がありました。 6月の委員会では、執行部から、伊陸小学校・伊陸公民館の芝生化について、説明がありました。 次に、3点目の防災に関する事項について、4月の委員会では、執行部から避難所の備蓄品の状況について説明があり、委員から、食料品で米、救給カレー、水などを備蓄しているが、賞味期限切れになったときにはどのようにされる方針かとの質疑に、米や水について、現在は7年保存のものを購入するようにしているが、備蓄している食料品の賞味期限が切れる際には、その最終年にいろいろなところで実施されている避難訓練等で使用させていただき、できるだけ廃棄することがないように努力をしたいと考えているとの答弁がありました。 委員から、市社協で賞味期限切れの3か月くらい前のものを受け入れて、生活困窮者に配布する仕組みを始めているので、もし廃棄するようなものがあれば、有益な使い方になるよう検討していただきたいとの要望発言があり、市社会福祉協議会と協議を行っており、提供できるものについては提供させていただきたいと考えているとの答弁がありました。 別の委員から、避難所の備蓄品の状況について、いろいろな対応ができるように、それぞれの自治会長に一覧表を配布していただきたいとの要望発言がありました。 また、別の委員から、例えば足が悪いとか、車椅子を使用されている方は、なかなか早く避難所に行けないので、先に来られた方がいろいろな場所を確保されていると、すぐに楽になれないことがある。場所を譲っていただきたくても、なかなか言えない場合もあるので、避難場所を開設する際には、是非、体が不自由な方に配慮した対応をしていただきたいとの要望発言がありました。 6月の委員会では、執行部から、新たな避難情報等について、また、避難情報に関するガイドラインの微修正についての説明がありました。 次に、4点目の地域づくり推進については、4月の委員会では、執行部から、伊陸地区集落支援員の任用と、阿月地区夢プランの実現に向けた地域の取組について報告がありました。 6月の委員会では、執行部から、実施計画における阿月公民館整備事業について説明があり、委員から、公民館を阿月小学校の敷地に建てることは決まっているのか、例えば、建てる位置がグラウンドの場合には、校舎を解体しないことになるのか、との質疑に、阿月小学校の校舎跡地を前提に建設を考えているが、どの位置に建てるかということも今後の検討課題となっている。いずれにしても、旧阿月小学校の校舎は、耐震性がないため、解体をする予定としているとの答弁がありました。 付託調査等の報告は、以上でございますが、本委員会における閉会中の付託調査事項は、引き続き、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域づくり推進についての4点とすることに決定いたしましたので、その旨、申出をいたします。 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 最後に、本委員会の所管に関わる事項について、4月の委員会では、執行部から、柳井市成人祝賀式の再延期について、また、東京2020オリンピック聖火リレー実施についての報告がありました。 6月の委員会では、執行部から、聖火リレーの中止についての報告、また、柳井市実施計画及び柳井市中期財政見通しについての説明がありました。 教育委員会の所管に関わる事項については、委員から、学校給食センターの平生町との共同運営について、その後どうなったのか、との質疑に、本年3月末に平生町との会合を持ち、今後、月に1回協議することを決定したが、コロナ感染対策等の関係で、先月の協議は延期となっている。柳井市としては、平生町の意向を受けた上で、共同運営を行うことで、どういうメリットがあるのか、お互いがウィンウィンの関係を構築できるのか検討したいとの答弁がありました。 また、別の委員から、コロナ禍が長期間続く中で、学校において、教職員の方々が、標準授業数や学校行事の計画等で相当苦心されており、日々悩みながら過ごされているので、思い当たることがあれば、是非サポートしていただきたいとの要望発言がありました。 以上、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(山本達也)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  質疑を終結いたします。 以上で、総務文教常任委員会の報告を終わります。〔総務文教常任委員長 岩田優美降壇〕 ○議長(山本達也)  これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第29号、柳井市個人情報保護条例及び柳井市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、議案第29号は、可決されました。 次は、議案第32号、辺地に係る総合整備計画の変更について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、議案第32号は、可決されました。 次は、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託いたしました、議案1件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、石丸議員。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海登壇〕 ◎柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長(石丸東海) 柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会は、閉会中の5月12日及び会期中の6月23日に開催し、審査、協議を行いましたので、その概要並びに結果等について、御報告申し上げます。 初めに、分割付託となりました、議案第33号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)についてであります。 執行部から補足説明の後、委員から、14ページの委員報酬の金額を尋ねる質疑に、ほかの市長の私的諮問機関を設置する場合と同額の、日額4,800円であるという答弁がありました。 また、10の附属機関から何人を選んだのか、という質疑に、市民会議の委員については、各附属機関の委員の中から、行政職員、議員等を除いた方に就任をお願いしたいと考えているという答弁がありました。 そのほか、柳商跡地の図書館建設反対の請願が採択されており、なぜ市民会議を行うのか、という質疑に、請願の趣旨は、複合図書館建設を一旦立ち止まってというものであったと思う。コロナ禍ということもあり、この約2年間は、結果として事業は進んでいない。市民会議は、2月の市長選挙での公約でもあり、その経過については、特別委員会にも報告し、方針をお示しした後、最終的には議会に判断をしていただくという答弁がありました。 さらに、今回の補正予算に、現体育館の大規模改修に関する経費が計上されているのは、跡地への体育館建設は考えないということなのか、という質疑に、現地は、都市計画用途地域が、第一種中高層住居専用地域に指定されており、運動施設を建設するには、小規模施設でも、第一種住居地域への変更が必要となる。この周辺は、古くからの閑静な住宅地でもあることから、商業地域などへの用途変更は難しいという答弁がありました。 このほか、多くの意見、要望があったこともお伝えしておきます。 以上、慎重審査の結果、分割付託となりました議案第33号中の本委員会所管部分については、挙手による採決により、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査事項についてであります。 5月12日の委員会では、執行部から、繰越明許費の付帯工事は、6月末までには完了する見通しであるという進捗状況の報告と、今年度は、駐車場と進入路の一部整備を進めたい。また、跡地利活用の在り方に対する再議論の場を設定し、年内に一定の方向性を示せるように取り組むという報告がありました。 委員から、再議論の場を設定するということだが、複合図書館の実施設計の予算は、議会で承認して、既に終了している状況の中で、再議論の場が必要なのか、という質疑に、2月の市長選挙のときの市民との約束という思いもあり、跡地利活用については、市民世論が二分されたことへの反省の上に立ち、現行案も含めて、様々な前提条件を共有しながら、議論を積み上げて、市民の皆様から、様々な御提案をいただき、市として年内には、広く市民の理解が得られる結論を出して、議会の判断をいただきたいという答弁がありました。 また、広く市民の理解が得られるということだが、賛成している方、心待ちにしている方に対しても、今の状況を丁寧に説明することも大事であるという意見もありました。 今年予定している下の段の駐車場について、将来、上の段の工事が始まったときに、一時的に封鎖、工事中は進入禁止など、使用できなくなるのかという質疑に、今予定しているのは、工事用のスペースとして、半分は整備しない形として、手戻りのないように考えているという答弁がありました。 次に、6月23日の委員会では、執行部から、市民会議の方法、駐車場整備について報告がありました。委員から、現在、文化福祉会館の西側にある駐車場はどうなるのか、という質疑に、この度整備する駐車場用の道路として、市道を拡幅するための用地となるという答弁がありました。 また、そのほか、様々な意見があったことを申し添えまして、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(山本達也)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  質疑を終結いたします。 以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海降壇〕 ○議長(山本達也)  11時10分まで休憩といたします。午前10時56分休憩                              午前11時10分再開 ○議長(山本達也)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。 次は、各常任委員会及び特別委員会に分割付託いたしました、議案第33号について、討論及び採決を行います。 議案第33号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論のある方がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に反対の方の発言を許します。岸井議員。 ◎議員(岸井靜治) 私は、補正予算の中で、総務費総務管理費の16目柳井商業高等学校跡地整備費の第1節及び第8節の市民会議委員報酬及び旅費、総額97万8,000円について、反対いたします。 私は、柳商跡地に4つの機能を作るということですけれども、この中で図書館という建物の建設に反対いたします。 ずっと言い続けている私の質問に、これまでずっと真正面から答えていただけないというままで、とうとう3年6か月が過ぎてしまいました。思い出していただきたいのですけれども、市長は、平成29年5月17日の第8回柳商跡地利活用推進プロジェクトチームの会議の中で、初めて図書館機能を中心に据えて、今後事業を進めたいということを表明したのです。このときから、柳商跡地図書館建設の歯車が動き出したということです。その後、この話がどのようになったのかということを思えば、このときの発言は非常に重いものでありました。なぜ、市長が、このような重大なことを唐突に言ったのか、この点についても、全く市長から明解な答えは返ってきませんでした。合併特例債の期限が迫っていたからという話も聞きますけれども、この特例債は、図書館でなくても使えるものです。まさか、そのような安直な判断で決めたとは、私は思いたくありません。 これまでを総括して、問題点が2つあります。 その1つは、進め方の問題、県との交渉は、市議会に話す前に、既に何回か行ってきております。平成29年8月9日に、副市長が県に出向き、図書館建設の相談をしております。このとき、県から市に対して、3つの要件を整えてください、という意見がありました。その3つの要件のうちの1つが、地元の合意形成です。県からのアドバイスがあったからかどうか知りませんけれども、この後、8月18日に、市議会全員協議会の中で、初めて図書館建設の話を説明し、その中で、県から既に一定の理解を得ている、と説明しています。これが、1番目の問題です。1つ目の問題です。これでは順番が違っているのですよ。まず、地元の合意形成を図ってから、県に持っていくべきだったと、これが筋だと思います。県もその辺りが心配で、地元の合意形成を取ることをアドバイスしてくれたのだと、私は思います。 市長は、市民の気持ちを十分把握しないまま、すなわち、合意形成をしないまま、県と図書館の話を進めてしまった、ということです。こうなっては、どんなに市民が反対しても、もう後に戻ることはできません。案の定、このままの状態で現在まで来てしまいました。 もう1つの問題は、よく検討しないで、軽率に図書館を決定してしまったことです。住民の合意形成も取らない状態で、県に図書館の説明に行くくらいですから、決まった後、説明しても大丈夫、決めてしまえ、と思っていたのでしょう。しかし、市民の多くは図書館にノーと言っています。市民の気持ちと違うものを強引に進めてしまった。すなわち、図書館決定が軽率だったということです。これが、2番目の問題です。 市長は、これまで4年もかけて何回も説明してきました。にもかかわらず、まだ説明が足りない、とおっしゃっている。こんなに説明しても、なぜ、市民が振り向かないのか、もはや、説明不足が問題ではない、そういうことに、なぜ、気がつかないのか。市民は、柳商跡地に図書館を建てることに反対しているのです。説明不足が問題ではない。市民会議の説明資料を見ました。これまでの資料と何が違うのですか。形を取り繕うだけのものであるならば、それは時間と経費の無駄です。やめてください。仮に、この市民会議の中で、図書館賛成の話が多く出たとしても、それは本当の意味での市民を代表した声ではないと私は思います。 このような強引なやり方で、図書館を建てては、断じてなりません。将来に必ず禍根を残すものになります。 以上の理由で、この予算案には反対いたします。以上です。 ○議長(山本達也)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、分割付託になりました議案について、賛成の立場で話をさせていただきます。 この中で、先ほどのやり取りで委員長のところで分かりましたけれども、柳井市は、昔からもう二十年、三十年前から、あそこの伝建地区ができまして、クルーズホテルがまだ元気な頃までは、団体バスがたくさん入っていたのです。そして、個人客もたくさん多かったのですが、いかんせん、駐車場がなくて本当困っていたのです。会議所のメンバーとかと一緒に、その辺に卓球場の辺とか裏の辺に駐車場ができればいいなというのが、これが柳井市の観光行政に携わっている人の悲願でもあったのです。今回は、そこを半分ぐらいでしょうけれども、ちゃんと整備をしていただけるということで、これは、ここだけについて言いますけれども、地元の商店街とか、今、コロナ禍でなかなか観光客もお互いさまですが、おいでになりませんが、コロナ禍が明けた後に、この駐車場が素晴らしい役割を果たすと思いますので、私は、議案第33号に賛成でございます。以上です。 ○議長(山本達也)  次に、反対の方。中川議員。 ◎議員(中川隆志) 先ほど、岸井議員がいろいろ申し上げましたので、図書館の建設については、余り申し上げませんけれども、市民の大多数が賛成しているわけではない図書館建設、市長も市民を二分するということに対しては、反省の意を述べられている。にもかかわらず、改めて百人委員会というのですか、市民会議100人でやるというふうにおっしゃっていますけれども、これもどう見ても、今まで聞いた範囲では、公平性が確保できているとは思えない。こういうふうな形で、建設を強行するための予算を計上されることについて、私は甚だ疑問に思っています。図書館については、以上で終わりますけれども、もう一個、環境についてお話をします。 6月の予算概要、いわゆる市長の今後の柳井市の重要施策を公表する肉づけ予算である。平成3年度予算の概要(6月補正)によれば、柳井市の目指すまちづくりを規定する最上位の計画、柳井市総合計画の基本構想において、市民の力を最大限に生かした協働を核とする、市民参加のまちづくりを進めることにより、新しいこれからの自治体経営を確立し、人権・子育て・教育、健康・福祉、安全・都市基盤、環境、観光・産業・文化の5分野に掲げる基本目標の実現を図ります、というふうに述べられております。しかしながら、予算の概要を見ますと、どこにも環境に関する5分野の中の重要な1分野であるはずの環境に関する予算は出てきません。柳井市が、環境に配慮した施策を進める意志がないのではないかと、甚だ疑問に思います。 例えば、政府は、2030年までにCO2の排出を、2013年の基準から46%削減すると約束しました。また、地球温暖化対策促進法では、2050年に温室効果ガスゼロを目指しています。身近なところでは、プラごみ削減法が制定され、家庭から出るプラスチックごみの一括回収が、市町村の努力目標に掲げられました。また、瀬戸内海法が改正され、プラスチックごみ等の発生抑制に取り組むことになりました。 一方、私の所属する厚生常任委員会では、山口県でも高い割合にある市民1人当たりのごみ排出の削減に、長年取り組んでまいりましたが、執行部からは、身のある回答施策は得られていません。国が率先して取り組む環境問題の改善に、自治体もいち早く対応していく必要があると考えます。自立可能な自治体であり続けるためには、環境課題の克服は、避けて通れません。言い換えれば、環境課題の克服をないがしろにする自治体、環境課題の克服を軽視する自治体経営では、柳井市の持続発展性は望めません。消滅を待つのみです。 柳井市の持続発展を確保するためには、環境課題の克服に対する施策と、その予算は、自治体の存続の要と考えますので、今回の環境無視の補正予算には、強く反対するとともに、柳井市の持続発展のために、今後の補正予算に環境に関する施策と、その実現のための予算化を強く要望いたします。以上です。 ○議長(山本達也)  次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  反対の方。〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  賛成討論ですか。田中議員。 ◎議員(田中晴美) この事業は、財源を合併特例債によるものでございまして、合併特例債というのは、柳井市が使えるのだけれど、独自で自由に使えるものではないと思います。いわゆる県・国が承認をしてくれなければいけない。その前に、まず、柳井市がしっかりとした事業計画を組んで、柳井市議会がその事業を可決して、初めて県・国が承認する事業であると思います。そして、承認された今日、第1期工事として、解体事業が既に行われ、国からお金を財源を頂いておるわけでございます。 そうした中において、関連事業に対して、議員のほうから、この事業は、ああは言うたが、やはり反対だろうということを柳井市議会が出している。近隣の町議会議員の中では、柳井市議会は大丈夫かいと、1回予算通して、1回お金もらったら今度はやめたというような、あんな市議会でいいのかいという揶揄をされる言葉も聞いております。今後、柳井市議会においては、しっかりとした道を進むべき、この事業を支えていくべきであろうと思い、賛成の意見とさせてもらいます。以上です。 ○議長(山本達也)  次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。各委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(山本達也)  起立多数であります。よって、議案第33号は可決されました。 次は、議案第34号、令和3年度柳井市一般会計補正予算(第3号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、議案第34号は可決されました。 次は、議会運営委員会における付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、中川議員。〔議会運営委員長 中川隆志登壇〕 ◎議会運営委員長(中川隆志) それでは、議会運営委員会における付託調査事項について、4月27日及び6月8日に委員会を開催しましたので、協議、審査の概要を御報告申し上げます。 まず、第1点目であります。 4月の第1回臨時会及び6月定例会の会期、日程及び議案の付託先等、議会運営に関する協議を行いました。 2点目は、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についてであります。 選挙方法につきまして、従来どおり、指名推選とし、本会議初日に行うことを申し合わせました。 3点目は、人事案件に伴う協議についてであります。 副市長の同意議案につきまして、新任でございますので、全員協議会で所信の一端をお聞きする場を設ける協議をいたしました。また、申し合わせのとおり、新任につきましては、議場での挨拶を受けることも協議いたしました。 4点目は、一般質問のときの議席についてであります。 本件は、6月14日の午後から17日までの一般質問のときに、新型コロナウイルス感染症の予防策として、密接を避けるために、昨年の6月議会以降と同様に、議員の議席を変更し、また、執行部も必要最小限の参与のみの出席という対策を行ったところです。 5点目は、クールビズについてであります。 本件は、定例会初日の冒頭に、議長から発議がございましたように、省エネルギー等の観点から、昨年までと同様に、6月から9月までの間の本会議においては、ノーネクタイ、また、それぞれの議員の御判断により、上着を取っても良いこととする旨、協議がなされたところであります。 最後に、議会運営委員会における閉会中の付託調査事項についてであります。 本件は、引き続き、「議会の運営及び議会の会議規則、委員会に関する条例等並びに議長の諮問に関する事項について」と決定しましたので、議長におかれましては、お取り計らいをよろしくお願いいたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(山本達也)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  質疑を終結いたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。〔議会運営委員長 中川隆志降壇〕 ○議長(山本達也)  以上で、各委員長の報告を終わります。 次は、各委員会の閉会中の調査について、お諮りいたします。 各委員長より、所管に関する特定事件について、閉会中の付託調査の申出を受けております。 総務文教常任委員会は、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域づくり推進について。 厚生常任委員会は、市民生活に関わる社会福祉について、環境に関する調査について、税務に関する調査について。 建設経済常任委員会は、中心市街地の活性化と企業誘致について、地域資源を生かした観光の振興について、水道事業について。 議会運営委員会は、議会の運営及び議会の会議規則、委員会に関する条例等並びに議長の諮問に関する事項について、を申し出ておられます。 各委員会から申出のあった特定事件について、それぞれ閉会中の付託調査といたしたいと思います。これに、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本達也)  御異議なしと認めます。よって、各委員会から、申出のあった特定事件については、閉会中の調査に付することに決しました。 協議会といたします。午前11時31分協議会                              午前11時33分再開 ○議長(山本達也)  本会といたします。────────────・────・──────────── ○議長(山本達也)  以上で、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。長期間にわたり、慎重な御審議をいただきまして、誠にありがとうございました。 これをもちまして、令和3年第2回柳井市議会定例会を閉会いたします。午前11時34分閉会──────────────────────────────      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         令和3年 6月30日                     議  長 山本 達也                     署名議員 平井 保彦                     署名議員 岸井 靜治...